この一着は、シャツの「胸当て(プラストロン)」から生まれました。
フェンシングの試合場で打突から身を守る防具であり、フォーマルな場で圧倒的な威厳を映し出すドレスシャツの前立て。
「守り」と「風格」をひとつに宿したその強さは、試合場や特別な正装の瞬間だけのものではないからこそ、私たちはそれを、やわらかな普段着にそっと忍ばせました。
日々の暮らしの中で、ふと自分を守る盾が欲しいと静かに願う、そんな私たちのリアルな日常にこそ、この服が持つ強さが必要だと信じているからです。
140年の歴史を持つ高潔なシャツ作りの仕立て(テーラリング)をベースにしながら、仕事の日も、気ままな休日も、どんな一日でもあなたをそっと支える日常着へ。
袖を通した瞬間、歴史の重みが背中を支え、いつもより少し背筋を伸ばして誇らしく歩けるようになる。それはまさに、現代を生きるあなたのための美しい「鎧」であり、心に寄り添い続けるお守りのような一着です。
○小さめの襟ぐり
マニッシュな伝統を残しながら、襟ぐりはぐっと小さく女性らしい設計に。首元を露出させすぎないミニマルなラインが、知的な佇まいを際立たせます。
○細身のシルエット
定番の箱型シャツとは一線を画す、スマートに絞った細身のライン。体に心地よく寄り添うしなやかなシルエットが、凛とした美しい立ち姿を演出します。
○丸い裾(ラウンドヘム)
ゆるやかなカーブを描く裾は、インしてもお腹まわりがもたつかず、スカートの上にアウトで重ねても美しく馴染む、計算されたデザインです。