Nº4 水線 / SUISEN

「一瞬の自然の光景に全てが含まれている」とモネが言っていた。水面の光の線は、時を超えて私とジヴェルニー“水の庭”を結ぶ。彼は何故、水を紺色で描いたのだろうか。日本では金の線で壊れた焼き物に再起の光を与える。濃紺の池の中に輝く石を、金の線で水の揺らぎを加えたデザイン。
紺色の池に写った自身を見つめ、再起の金色を目でなぞる。時に大きく、あるいは小さく不安定にリズムが刻まれる。悲喜、哀歓、日々に存る揺らぎの先に輝きを。

Nº5 朱輪 / SYUWA

マティスは1911年、アトリエルージュという絵を描いている。彼のこの絵にはまるでコンピューターのアイコンみたいに、色々な絵やモチーフが浮かんでいる。その中で、私は中央に浮かぶ輪に心を奪われた。これは、時を飛び越せる時計。
アトリエルージュの背景の赤を中心に、針のない時計をデザイン。赤は火、太陽、命の根源を表し、リンネを意味する金の輪を添えて。
アトリエルージュに時間旅行をしてみるのも悪くない。朱色の輪で、時間を飛び越えるほどのバイタリティ、実行力を味方にして。

Nº12 彩帯 / IROOBI

パリュール( parure )は、さまざまのアイテムが揃ったジュエリーのセット。 「パリュール」とは古フランス語で「装飾」を意味し、「飾る」意の動詞「parer」を語源としている。
そのコンセプトの元で、今回の新しいコレクションを提案。
Les Boucles Japonismesは、Japonisme コレクションのアイテムの続きとして、帯色の様々な色を重ねてみることで、また新しいなアートと、自分にしかできないparureが現れる。

Nº14 積影 / SEKIEI

「りんご一つでパリを驚かせたい。」と口癖のように言っていたセザンヌは、その言葉を実現させるべく、生涯で多くのりんごの絵を描いた。深く重厚感のある色合いのりんごからは、セザンヌがりんごにかけた情熱と固い意思が瑞々しく溢れ出す。何度も何度も絵の具を塗り重ねることでその姿が浮かび上がるセザンヌのりんごは、決して諦めない強さの象徴だ。その強さが、いつか必ず夢を掴む。

Nº15 透灯 / TOHRI

暖かで、穏やかで、ゆったりとした昼下がりに、水辺で水浴する女性たち。水、光、草木と、人々の繋がりが、そこには描かれている。都会的でデジタルに埋め尽くされた慌ただしい私たちの日々にも、自然と調和するような瞬間が必要だ。“透灯”はあなたの心に静けさと、平和への入り口をもたらす。そこは、穏やかで明るいあなただけの庭園。

Nº16 廻光 / KAIKOU

暖かで、穏やかで、ゆったりとした昼下がりに、水辺で水浴する女性たち。水、光、草木と、人々の繋がりが、そこには描かれている。都会的でデジタルに埋め尽くされた慌ただしい私たちの日々にも、自然と調和するような瞬間が必要だ。“透灯”はあなたの心に静けさと、平和への入り口をもたらす。そこは、穏やかで明るいあなただけの庭園。

Nº17 青碧 / AO

花が主役の絵画は数多くあるが、この絵の主役は花瓶だ。濃く強く重ねられているのに、澄み渡るような青色が美しい。花瓶に生けた花は移ろうけれど、この青い花瓶は変わらない美しさで、永遠に在り続ける。「ブレない、流されない美しさ」が、そこには在る。あなたの人生における花のような瞬間を、“青碧” と共に過ごして欲しい。あなたらしさを最大級に引き出して、花がより強く咲き誇るための力をくれるはずだから。

Nº1 凜 / RIN

暖かで、穏やかで、ゆったりとした昼下がりに、水辺で水浴する女性たち。水、光、草木と、人々の繋がりが、そこには描かれている。都会的でデジタルに埋め尽くされた慌ただしい私たちの日々にも、自然と調和するような瞬間が必要だ。“透灯”はあなたの心に静けさと、平和への入り口をもたらす。そこは、穏やかで明るいあなただけの庭園。

Nº2 蝶羽 / CHOU

楽園のような場所で、ブランコに乗って軽やかに宙を舞う女性。まるで羽ばたいているかのようなその姿からは幸福感が溢れ、柔らかな色合いと曲線からは夢のような雰囲気が醸し出されている。日々、楽しさに満ちた瞬間だけを生きることは容易ではない。それでも私たちは、自らを幸せへ導く選択を、できる限り多く重ねていきたいと願う。どんな道だとしても、風に乗って舞い羽ばたくことを楽しんでいたい。幸せの象徴である蝶のように、美しい花から花へと気まぐれに。私たちの目的地はいつでも、幸福が咲き誇る楽園であることを忘れないで。

Nº13 彩帯 イヤーカフ / IROOBI EAR CUFF

パリュール( parure )は、さまざまのアイテムが揃ったジュエリーのセット。 「パリュール」とは古フランス語で「装飾」を意味し、「飾る」意の動詞「parer」を語源としている。
そのコンセプトの元で、今回の新しいコレクションを提案。
Les Boucles Japonismesは、Japonisme コレクションのアイテムの続きとして、帯色の様々な色を重ねてみることで、また新しいなアートと、自分にしかできないparureが現れる。